これは、どうやってプロンプト入力(描写)すればいいんだ…???
という方におすすめなのが/describeという機能です。
英単語の通り「説明する」という意味があり、にじジャーニーでは元画像を参考にして、プロンプト(英語説明)を書いてくれる便利ツールです。
まったくの初心者なんだけど…?
という方にとってもプロンプト(英語説明や語彙)などの勉強にもなりますので、是非 活用してみてください!
にじジャーニー(nizijourney)
便利コマンド「describe」とは
にじジャーニー搭載の画像描写機能です。
/describe
とコマンドを入力することによって使えます。
/describeによって画像を読み込ませ、AIが勝手に「こんなプロンプトで構成されてる画像なんでしょ」と想定し、構成要素をプロンプトとして(英語で)羅列してくれます。
describeの使い方
使い方は以下の3ステップ。
1 コメントボックスに「/describe」と入力
コメントボックスに
/describe
と入力して実行(エンター)。
2 読み込ませたい画像をアップロードする
自分で用意した画像ファイルをドラッグ&ドロップ、もしくは上でスクショした箇所をクリックして読み込ませたい画像をアップロードしましょう。
ちなみに
今回使用したのは上の画像です。
海を見ながら会話するアニメキャラ2人、くらいのイラストでした。
3 describe(描写)されたプロンプトを実行する
/describeを実行すると、アップロードした画像を説明する4タイプのプロンプトが上のように用意されます。それぞれ少しずつ違いますので、自分のイメージに近いプロンプトを選びましょう。
英語だと読めないんだけど…
という方はGoogle翻訳などを使いましょう。
生成されたプロンプトの中に青文字がチラホラあるけど何なの?
画風を表すプロンプトです。
特定の画家に近いとAIが判断した場合は組み込まれるようです。気になったら青文字からも飛べますよ。
で、下部赤枠で囲んだ 1⃣ ~ 4⃣ のボックスがあるので、イメージに近いプロンプトを描写しているボックスをクリックすると…
上のような画面が表示されます。
特に問題はないはずなので送信を押して、プロンプトを読み込ませましょう。
というような結果に出力されました。
すぐにプロンプトを予測変換してくれて、実行できるのが便利ポイントでしょう。
にじジャーニー(nizijourney)
「describe」の疑問点&活用方法
よくある疑問点と活用方法をサラリまとめておきます。
疑問点:
人物描写が上手くいかない!
キャラ描写が上手くいかないんだけど…?
という方もいらっしゃるでしょう。
何度か『リロード』
を試すことによって、それなりに近しい描写のプロンプトを書いてくれることはありますが、やはり機微は違います。深層学習の内部では共通項を見出しているのかもしれませんが、個人的には
「いや、このへんとか全然違うじゃん…」
と思うことの方が圧倒的に多いです。
イメージ・描写を近づけるには、 同じ人物の画像を複数枚イメージプロンプトに使用したりする方法が良いでしょう。同じ画像は使えないので若干変える必要がありますが、アニメやゲームキャラのような素材の多いタイプならすぐにAIが学習してくれます。
あくまで /describeはプロンプト参考用として使用して、足りない部分や欠けている要素は自分で取り込む、という方法を使った方が効率が良いでしょう。
活用方法:
英語・プロンプト学習に!
にじジャーニー初心者のプロンプト・英語学習に便利なのが/describeです。
本文の通り、超簡単に元画像からプロンプトを落とし込めるので、初心者がプロンプトの感覚をつかんだり、英語での描写を学ぶのに適しています。
総括:にじジャーニー(nizijourney)
「describe」の使い方
以上、にじジャーニーにおける/describeの使い方についてでした。
先述の通り、元画像を完璧に描写することは難しいです。
しかし、元画像に近いイラストや、少し変化を加えた画像を生成するのに便利な/describeでしょう。にじジャーニー初心者の方は、プロンプト(英語描写)の学習にも役立てられるので、是非 積極的に使ってみましょう!