2次元特化型の画像生成AI
といえば「niji journey(にじジャーニー)」が圧倒的におすすめです。似た名前のMidjourney(ミッドジャーニー)に比べて2次元イラストが生成しやすく、操作画面やプロンプトも日本語で扱いやすいことからシェアを伸ばしています。
そんなリアルな画像は生成しないんだけどなぁ…
かわいいイラストが作りたいだけなんだけど…
という方には『にじジャーニー』が最適でしょう。Midjourneyで英語でセコセコ頑張るよりも格段に2次イラストが描けますぜ!
というわけで、今回の記事では、
- niji journey(にじジャーニー)の始め方
- niji journey(にじジャーニー)の使い方
について、簡単に紹介していきます。なんとなくイメージが各所画像付きで紹介していくので、どんな感じか参考にしてみてくださいませ!
2次元イラスト特化型!
Niji journey(にじジャーニー)とは
アニメのようなイラストに特化した画像生成AIです。
ジャーニーという名前にもあるように、「Midjourney(ミッドジャーニー)」をベースに設計されており、操作方法はMidjourneyとほぼ同じ。コメント入力画面にプロンプト(テキスト)を入力することによって画像を生成します。
んーーー、いまいち分かんない…
という方は、
から大まかな使い方をサラッと見てください。
もう無料版は使えない!
“Due to extreme demand we can’t provide a free trial right now. Please /subscribe to create images with Niji journey.”
要約:「需要が多すぎるので無料トライアルを停止しています。画像を生成する場合はサブスクリプションに申し込んでください」
数か月前までの「niji journey(にじジャーニー)」には無料版がありましたが、現在では利用停止。無料トライアルは中止されており、有料プランに申し込まなければ「Niji journey」は利用できません。
え~~無料じゃないなら使いたくないなぁ…
という方は諦めましょう。多分、もう無料では使えないでしょう。また、他にも無料で使える画像生成AIはあります(クオリティは保証しかねますが…)ので、そちらを検討してみてはいかがでしょうか。
Niji journeyの料金プランについて
料金としては上のような感じ。
最安値は1か月10ドルですが、年払いにすれば1ヶ月あたり8ドルで利用できます。
生成可能は使用時間による!
プラン | ベーシック | スタンダード | プロ | メガ |
月額サブスク費用 | $10 | $30 | $60 | $120 |
年額サブスク費用 | $96 ($8/月) | $288 ($24/月) | $576 ($48/月) | $1152 ($96/月) |
高速GPU時間 | 3.3時間/月 | 15時間/月 | 30時間/月 | 60時間/月 |
GPU時間を消費せずに画像生成(リラックスモード) | ー | 制限なし | 制限なし | 制限なし |
プランで最も重要なのは、
どれくらい画像を生成できるか?
でしょう。niji journey(にじジャーニー)の生成可能枚数は
- 高速GPU時間(Fast GPU Time)
- リラックスモード(Unlimited Relaxed generations)
というGPUの使用時間によって違います。
GPUって何…?
Graphics Processing Unitの略で、GPU時間は画像生成にかかる時間という意味になります。「Fast GPU Time」は名前の通り、高速で画像を生成できます。そちらに対し、「Relax GPU Time」は低速ではあるものの無制限に画像を生成可能。
じゃあ、スタンダードプラン以上なら何枚でも画像生成ができるってコト!?
その通り!何枚でも画像を作る予定の方はスタンダードより上のプランがおすすめです。お試しで少し触ってから判断したい方はベーシックプランを選ぶと失敗が少ないでしょう。
サブスクはMid journeyとも連動してる!
1つのDiscordアカウントでサブスクを申し込んでいれば、
「にじジャーニー(Niji journey)」
も
「ミッドジャーニー(Midjourney)」
も、両方 利用できます。
どっちにしようかなぁ…
と悩まれている方は安心してくださいませ。どっちも使用できまっせ。
Web版
niji journey(にじジャーニー)の始め方
それでは「Niji journey」の始め方について。
始め方については以下の3ステップだけです。
1 「今すぐ始めましょう!」をクリック
まずは公式サイト「Niji journey」から上画像 赤枠で囲った
「今すぐ始めましょう!」
をクリックしましょう。
2 「ディスコードに参加しましょう!」をクリック
「ディスコードに参加しましょう!」
をクリックすると
niji journey(にじジャーニー)から招待が受け取れます。
ユーザーネームがまだの方は設定して、Discodeに参加しましょう。
使用言語の設定画面が開くので、日本語を指定しておきましょう。
3 「画像生成-数字」と書かれたルームに入室しよう!
Niji journeyのルームに入っていれば、上の画像のように
「画像生成-○」
という名前のルームがあるので、そちらに入室しましょう。
以上で、Niji journey(にじジャーニー)を使う準備は整いました。
niji journey(にじジャーニー)の使い方
それでは実際にNiji journeyを使ってみましょう!
1コメントボックスに「/imagine」と入力
まずはコメントボックスに
/imagine
と入力してエンター。生成ジョブが開始されるのでプロンプトを日本語で入力してみましょう。
プロンプト、って何?
そもそも画像生成では、作成したい画像の要素やイメージを文章入力して画像生成します。
そのときに使用する短いテキストやフレーズが「プロンプト」と呼ばれるものになります。「/imagine」は、いわば「これからプロンプト言いますよ」的な挨拶程度に思ってくれて良いでしょう。
2作りたい画像のプロンプトを入力する
例として
「日本人、30代、眼鏡、男性、不満顔、白い背景」
というプロンプトを入力して作ってみます。20代の日本人女性、というプロンプトです。
(0%)
生成状況78%………
あ、完成する前、生成中の画像を開こうとしたりすると中断されることがあるので注意しましょうね。
で、完成したものがこちら
単純に「日本人、30代、眼鏡、男性、不満顔、白い背景」というプロンプトだけでも4通りの画像が生成されました。ちなみにこのくらいの簡易プロンプトなら(混雑状況にもよりますが!)30秒くらいで完成します。
3画像の微調整(U:高解像度化)
生成された画像の下には
というようなメニューがあります。
Uはアップスケール(upscale)のU。高解像度化を意味します。番号はそれぞれ左上がU1、右上がU2、左下がU3、右下がU4です。
高解像度にしたら結構 違うの?
うーん、作る画像にもよると思いますが、そこまで違いは見当たりませんでした。
4画像の微調整(V:バリエーションを増やす)
続いてV。
こちらはバリエーションのVであり、似た画像を4枚 再生成してくれます。こちらもU同様、番号はそれぞれ左上がV1、右上がV2、左下がV3、右下がV4です。
今回は
「1」のバリエーションを増やしてみましょう。
出来上がった画像たちがこちら。
表情や眼鏡フレームなど、少しだけ違う画像が生成されました。数枚作って納得がいかなければプロンプトを見直してみましょうね。
5画像の微調整(リロード)
上のボタンが「リロード」。
同じプロンプトで再生成が可能です。
で、やってみた結果がこちら。
うーん、いいね!
正直
「日本人、30代、眼鏡、男性、不満顔、白い背景」
というプロンプトだけで、ここまで多くのイラストを生成できるのは感動を通り越して驚異的です。漠然としたイメージでプロンプトを箇条書きしてもOKなNiji journey(にじジャーニー)でした。
まとめ:
Niji journeyの使い方
いかがだったでしょうか。
個人的にniji journey(にじジャーニー)を使ってみた感想としては、
超絶 かんたん!
が大きかったです。もちろん、要望が細かければ細かいほどプロンプトも複雑になるので難度も上がるのですが、それを補って余る楽しさがあります。というか日本語でも操作可能なのがヤバいくらい便利。五条悟とかアスカ(ラングレー)とか、超有名なキャラなら名前指定するだけでも作れちゃいます。
やってみようかなぁ…
でも有料だしなぁ…
と悩まれている方は是非、「やってみる」という選択肢を取ってみてください。人によって価値観は違うのでアレですが、10ドル(約1500円)以上の感動がありましたよ~。
それでは。